脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは

脊柱管狭窄症とは脊髄が通る脊柱管に変性が起こり、脊髄を圧迫したりして起こる症状です。
主に、両側性の足のしびれや腰の痛み、歩いているとだんだん痛くなり前かがみで休むと楽になる(間欠性歩行)という状態が起こります。

整形外科でレントゲンやMRIを撮られて診断される場合がありますが、症状などうかがってもわかることが多くあります。

症状があるい場合、病院などでも保存療法で様子を見ながら、ひどくなれば手術ということになると思います。

初期の場合や、軽症の場合、カイロプラクティックの施術などでも異常が出ている関節の問題などを矯正することで痛みが軽減消失していくことがあります。

これは、関節が正常になることで、変性の進行が抑えられて体の本来の回復する機能が働き良い方向に進みだすことが考えられます。

病院で様子を見ましょうと言われている状態である場合などは、そのままにせずに一度カイロプラクティックをうけられることをお勧めします。

下記の本は整形外科医で米国のカイロプラクティック大学を卒業した竹谷内康修先生の本です。
脊柱管狭窄に有効な体操などが紹介されています。

坐骨神経痛、椎間板ヘルニアの施術例

歩行時の両側の足の痛み 58歳 男性

 5分ほど歩いていると、足のほうがつらくなるという症状で来院。

以前はそれほどでもなかったが、この1か月ほどでどんどん歩く距離が短くなり
すぐに痛みが出るようになる。

整形外科で、レントゲン、MRIを撮ってもらうと脊柱管狭窄と診断される。

知り合いの紹介で来院。
ハローカイロプラクティックの検査でも前屈は楽だが、背中を反らすのはあまりできない状態でした。

腰椎の動きの制限と、L5、S1間の圧縮が強い状態で、骨盤も全体的に可動域がすくなくなっています。

殿筋にも硬結がみられ、その場所を押すと痛みが誘発。

関節を矯正し、そのあとで痛みがある筋肉の筋膜を緩め、トリガーポイントなどの治療も行いました。

施術後には、はじめより伸展ができるようになる。
2回目3回目と同様に施術をし4回目ぐらいから歩くのが少し長くなったと報告を受ける。

その後は、一進一退が続くも10回目ぐらいにはさらに楽になりだし、1時間ぐらい歩いても問題なくすごせるようになっています。